認知症について 13,認知症の方の介護方法
愛知県岡崎市のサービス付き高齢者向け住宅あんじゅ荒子のKです。
新しく”私たちの介護”というコーナーを設けました。
本日のテーマは”認知症の方の介護方法”です。
認知症になると、生活のあらゆるところに支障が生まれてきます。そこをどのように介護するのかという事は多くの人の関心を集めることでしょう。
最近では徘徊する認知症患者が起こした事故についての責任などについて話題になったこともありました。周囲の人間はどのように支え、介護を続けていけばよいのかという事は、今認知症の介護に直面している人だけではなく多くの人が共有しておくべき課題といえるでしょう。
認知症の場合、多くは身体に障害があるわけではないので介助などについては必要性が少ないことが多いです。介護の大部分が「見守り」という事になります。
もちろん認知症が進めば日常生活行動もうまく進められなくなっていくことがあります。
しかし、それを遮って手を出しすぎてしまっては、できることでも自らする機会を失わせてしまうことになり、より認知症の症状を進めてしまうという恐れも出てきます。
できることは自分でやるという事も、認知症の進行を抑えるための一つの方法であるともいえます。
できるところと出来ないところを見極めて、できるところについては時間がかかっても見守る、できないところは必要なケアをする、という事が重要になります。
すべて介護する側が手を出してしまったほうが効率的に思えるかもしれませんが、残せる機能を残し、生きがいを感じながら生きてもらうためにできることの部分については自分でさせるという事を心がけたいものです。
もう一つの見守りの形もあります。
危険が及ばないように制止することです。
火の取り扱いや徘徊などには特に気を付けておきましょう。
頻繁に外出してしまうような認知症患者の方を介護する人が四六時中見ていることは難しいです。
居場所が分かる機器を常に身に付けてもらう事や服に名前を書いておくといったことで、もし見失ってしまった時に早めに保護できる体制を作っておきましょう。
近所の人などに事情を話しておくと、保護の協力を得やすくなります。保護を嫌うような場合は安全を確保することが出来る位置で見守るという事も必要でしょう。
また、認知症の場合場所や生活リズムを大きく変えると症状が進んでしまうことがあります。できるだけそれまでの生活を崩さない形での介護プランを検討してみましょう。
介護は一人ではできません。多くの人がかかわることが必須です。家族や近所の人、医療や介護の専門家などが協力し合っていくことで、認知症に対応できる介護体制を作ることが出来るのです。
岡崎市のサービス付き高齢者向け住宅「あんじゅ荒子」では認知症の方も入居可能です。
あんじゅ荒子は自立の方から要介護の方まで最期まで暮らしていただける”終の住処”です。
あんじゅでは、小山珠美さんの書籍をもとに、食支援を行っています。
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あんじゅ荒子では、訪問介護、デイサービスを併設しております。
ユマニチュードを実践し、認知症ケアと最期まで口から食べ続ける
食支援の取り組みに重点を置く介護施設です。
あんじゅ荒子は
思いやり(こころ)を五感で感じる家。
「ごきげんよう」の挨拶とともに笑顔とふれあいの暮らしが始まります。
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