認知症について2、認知症はどんな症状が出る?
愛知県岡崎市のサービス付き高齢者向け住宅あんじゅ荒子のKです。
新しく”私たちの介護”というコーナーを設けました。
本日のテーマは”認知症はどんな症状が出る?”です。
認知症は高齢者がかかる病気として多くの人が知っている病気です。
物忘れが大きな症状といわれています。年齢に応じて記憶力などが落ちていくのは受け入れやすいことでしょう。
しかし、実際に認知症になった場合は単なる物忘れというだけでは片づけられない多彩な症状が出ます。
まず大きなものとして物忘れがあります。ある程度は認知症の症状というよりは年齢によるものの可能性もありますが、その物忘れが頻繁になってきて生活に支障が出るほどになってきたら認知症を疑ったほうが良いでしょう。
ポイントは、以前の生活と違う部分が出てくることです。
以前は身なりをきちんとしていたのに、急に服装の乱れが目立ってきたなどという事も初期症状として出やすいものです。
以前の生活との変化に気づくためには、その前から高齢者に寄り添っておくことが必要になります。早期に認知症の症状をつかみ、適切な治療が出来れば症状の進行を遅らせることもできるのです。
こうした視点を持って高齢者の生活支援やケアをしていくようにしましょう。
もしかして認知症の症状が出ているのかもしれないと思った時には専門医の診察などを受けてもらうようにしたいものです。
認知症が進んでくると、徘徊や意識障害、異常行動などが顕著にみられるようになってきます。
怒りっぽくなるという性格の変化も認知症の症状として見られることがあります。場合によっては必要な介護も拒否するなど、扱いに困ることも増えてきます。
そういった時に家族や介護スタッフが感情的に対応してしまうと余計に悪化してしまうことがあるので、対応にも気を付けていく必要があります。場合によっては精神の異常な興奮や落ち込みがみられることもあります。
落ち込みの場合はうつ病などと混同されやすい症状が出ますから、どのような症状や行動が出ているのか周りの人も良く見て診察時に医師に伝えるという事も大切です。
感情の問題と軽く見て片付けていると行動の仕方などがエスカレートし、場合によっては命にかかわることもありますので、十分注意が必要です。早めに治療につなげましょう。
認知症の一つひとつの症状だけを見ているとそれほど重大性を感じにくいものですが、生活をトータルで見ていくと異常や困難なポイントが多く出てくることがあります。
本人が自分らしく暮らせるように、認知症の初期症状に周りが気づいて治療を開始し、生活の困難な点をカバーするというケアを早めに始めていくようにしたいものです。
岡崎市のサービス付き高齢者向け住宅「あんじゅ荒子」では認知症の方も入居可能です。
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あんじゅ荒子では、訪問介護、デイサービスを併設しております。
ユマニチュードを実践し、認知症ケアと最期まで口から食べ続ける
食支援の取り組みに重点を置く介護施設です。
あんじゅ荒子は
思いやり(こころ)を五感で感じる家。
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