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サ高住について 31、サ高住の住宅地特例とは?

愛知県岡崎市のサービス付き高齢者向け住宅あんじゅ荒子のKです。

新しく”私たちの介護”というコーナーを設けました。

本日のテーマは”サ高住の住宅地特例とは?”です。
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サ高住とは、サービス付き高齢者向け住宅の略称で、高齢者向けの住宅に賃貸契約をして入居するという施設です。

入居後は付帯サービスを利用したり、入居者の状況に合わせて介護や医療の訪問サービスを受けることができます。

このサ高住に住宅地特例が制定されるに当たり、どの様なことが期待できるのでしょうか。

●住宅地特例とは

介護保険制度においては、65歳以上の高齢者、或いは40歳~64歳までの対象者が、居住地である市町村に介護保険料を納めます。

そしてその人達が介護サービスを受けた場合、市町村がかかった費用の9割を負担する、という制度になるのです。

ところが最近では郊外に介護保険施設が複数建設されていて、大勢の高齢者が入居するとその地域の市町村の介護費用の負担が一気に増えてしまいます。

この為に、介護施設に入所した場合でも、入所前に居住していた地域で保険料を支払い、介護サービスを受けられる様にするという特例措置が認められていて、「住宅地特例」と呼ばれているのです。

例えばA市に居住している高齢者がB市の施設に入居した場合、高齢者はA市に介護保険料を支払い続けてA市の介護サービスを受けられるので、B市が9割負担をする必要はありません。

住宅地特例は、最近増え続けている郊外の大規模な介護施設に対しての優遇措置と言えます。

●2015年にサ高住も住宅地特例が適用されました。

以前までは、住宅地特例は特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護目的の施設にのみ適用されていました。

しかし2015年にはサ高住も対象範囲となり、市町村としても受け入れ易くなったのです。

●住宅地特例が適用になるメリット

サ高住に住宅地特例が適用になるとどんなメリットがあるのでしょうか。

現在ではサ高住のサービスには事業者や地域により、非常に大きな違いがあります。

事業者が力を入れている施設では充実した設備やサービスが受けられるサ高住が建設されていて、それだけ高齢者も集まって来るのです。

住宅地特例が適用になれば、地元の市町村の財政負担が軽くなることから、事業者と地方自治体が連携してより充実した内容のサ高住を増やしていくことが考えられます。

 

岡崎市のサービス付き高齢者向け住宅「あんじゅ荒子」では認知症の方も入居可能です。
あんじゅ荒子は自立の方から要介護の方まで最期まで暮らしていただける”終の住処”です。

あんじゅでは、小山珠美さんの書籍をもとに、食支援を行っています。
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