お知らせ

認知症について4、認知症患者のケアについて

愛知県岡崎市のサービス付き高齢者向け住宅あんじゅ荒子「あんじゅデイサービス」職員Mです。

新しく”私たちの介護”というコーナーを設けました。

本日のテーマは” 認知症患者のケアについて”です。

■専門士に頼ることは悪いことではない 現在、高齢化社会の日本において、介護・介助を必要としている人は年々増え続け、そういう方々を支えるための施設も伴って増加しています。
貴方のお住まいの近くにも、そういった施設があるのではないでしょうか?自宅での介護・介助では手に負えなくなった場合、専門士によるケアが必要となってきます。
特に認知症などの場合には、24時間目を離すことができなくなりがちです。
「施設を利用することは家族を見捨てることになる」なんてことは決して考えず、
介護・介助を必要としている本人+家族のために、施設を利用すると考えてみてくださいね。

■他介護・介助施設とサービス付き高齢者向け住宅の違い 認知症を患っている方にオススメしたいのが、
サービス付き高齢者向け住宅の利用です。
サービス付き高齢者向け住宅には、安否確認と生活相談のサービスが義務付けられています。

少しわかりにくいので、下記に例をあげてみましょう。

【例】 認知症を患っている高齢女性、徘徊歴有り、夜中にはタンがからみやすいので吸引が必要

【対応の違い】
デイサービス→基本的に日中のみの介護。宿泊も可能だが、中長期的な宿泊施設ではない。
介護付有料老人ホーム→24時間医療行為を行ってくれる人が常駐していない、
夜中のタン吸引に対応してくれる人がいない。
サービス付高齢者住宅→医療行為を行える人がいない時間帯は、病院へ連れて行く等(外部サービスを用いた)
対処を行ってくれる。
今回の例では、サービス付高齢者住宅が適した施設になりそうですが、それぞれ施設ごとに良い特色をもっています。介護・介助を必要としている本人+家族、それぞれにあった専門士・ケアを見つけることが重要です。

■認知症には精神的ケアが重要 住み慣れた環境でずっと生活していくことが、認知症の精神的ケアにつながります。「それなら、住み慣れた自宅で過ごしたほうが良いのでは?」と思われがちですが、
何年認知症の介護・介助が続くかわからない状態で、家族の方はいつも優しく接することができるでしょうか?
きつい言い方になりますが、24時間365日安心できる精神的ケアのことを考えると、施設を利用し専門士に任せるのも1つの手段なのです。ここでの精神的ケアとは、勿論介護・介助を必要としている本人+家族 両方のことを指します。

■まだまだ元気な方にもオススメ 大きく分けると①安否確認・②生活相談の2つになりますが、そのサービス内容は多岐に渡ります。
安否確認においては、入居者が元気に朝を迎えているか、「おはようございます!」と顔を見に来てくれたり、居室の一定の場所に人感センサーを設置しているところも。 これなら、認知症を患っている方が、勝手に外へ出ていってしまわないか、いくらかケアができますね。
生活相談においては、「電球がきれてしまった」「介護サービスを受けたいのだけれど・・・」といった手配全般も専門士が請け負ってくれます。 「認知症気味の母を1人で住まわせるのも何だし、だけれども家庭の都合で同居はできそうにないし・・・・。」そういった方にオススメです。
「うちの場合、まだ認知症が軽い段階だけれども大丈夫?」1人で悩まずにまずは施設に相談してみることをオススメします。

岡崎市のサービス付き高齢者向け住宅「あんじゅ荒子」では認知症の方も入居可能です。
あんじゅ荒子は自立の方から要介護の方まで最期まで暮らしていただける”終の住処”です。

あんじゅでは、小山珠美さんの書籍をもとに、食支援を行っています。
皆さんも、一緒に『口から食べる幸せ』を感じてみませんか?
『食支援』『摂食嚥下』に興味のある介護職員さんも募集しています。
私達と一緒に『口から食べる幸せ』のお手伝いをしてしてみませんか?

岡崎市・安城市・西尾市・幸田町、近隣の方はもちろん名古屋市、知立市、刈谷市など愛知県全域の方
にもご利用いただける、サービス付き高齢者向け住宅を運営しております。
あんじゅ荒子では、訪問介護、デイサービスを併設しております。
ユマニチュードを実践し、認知症ケアと最期まで口から食べ続ける
食支援の取り組みに重点を置く介護施設です。
あんじゅ荒子は
思いやり(こころ)を五感で感じる家。
「ごきげんよう」の挨拶とともに笑顔とふれあいの暮らしが始まります。
お気軽に株式会社あんじゅにご相談下さい。